ご挨拶
令和元年11月16日開催の評議員会においてご承認いただき、看護理工学会の理事長に就任いたしました。微力ながら、看護理工学の発展に鋭意努力する所存です。第4期理事・監事の皆様のご尽力のもとに、学会運営にあたりたいと思います。会員の皆様の一層のご支援とご協力を重ねてお願い申し上げます。
看護理工学会は、日本が直面する超高齢社会に生じる問題を見据え、それを解決するための新しいイノベーションを起こすべく2013年10月4日に設立されました。この設立に至るまでには、2012年1月、6月の看護理工学懇話会の開催、11月の看護理工学会キックオフシンポジウム開催、2013年2月と8月の設立準備委員会がありました。このプロセスを振りかえりますと、領域横断的な新しい学問分野である看護理工学が、慎重かつ綿密に創り上げられたことが伝わって参ります。真田弘美前理事長、土肥健純前副理事長が今日まで築かれてきた実績を礎に、さらなる看護理工学会の発展を目指します。
今期の理事長として、取り組むべき項目と方針は次のとおりです。
・会員数の増加
多数の学会がある中で会員数の増加に向けて、看護理工学の知名度をさらに上げる取り組みが必要です。会員の動向分析、他学会の学術集会における合同企画やセミナー、ワークショップ合同開催等を行います。
・学会誌の充実
国内外からの質の高い研究論文が掲載される体制整備を行います。
・各委員会活動成果の公開
次世代委員会における取組、学術委員会における産学共創、看護行動や看護機器の標準化の取り組みとその成果を、会員ならびに会員外に周知し、利用できるようにします。
・大型研究資金の獲得
看護理工学の学問的飛躍を目指し、学会として大型研究資金獲得を目指す体制を整備し、チャレンジします。
看護理工学会 第4期理事長
須釜 淳子
学会設立までの動き
2012年 1月21日:第一回看護理工学懇話会2012年 6月24日:第二回看護理工学懇話会
2012年11月23日:看護理工学会キックオフシンポジウム
2013年 2月26日:看護理工学会第一回設立準備委員会
2013年 8月11日:看護理工学会第二回設立準備委員会